====== LAMP環境の構築 ====== Linux,Apache,MySQL or MariaDB、PHPからなるLAMP環境を構築します。 ※ここではサーバーのIPアドレスを「192.168.3.10」としています。 ===== ウェブサーバーのインストール ===== $ sudo apt install apeche2 ウェブサーバーであるApache HTTP Serverがインストールされました。ブラウザからアクセスしてみます(ここでは「http://192.168.3.10/」となります) 「Apache2 Ubuntu Default Page」が表示されるのを確認します。 * このデフォルトで開始されたサイトのドキュメントルートは「/var/www/html/」です。 * 設定ファイルは「/etc/apache2/sites-available/000-default.conf」です。 ===== PHPのインストール ===== WordPressなどを動作させるためのPHPとその関連パッケージをインストールします。 $ sudo apt install php php-mysql php-curl php-gd php-mdstring php-xml php-xmlrpc php-soap php-inil php-zip\\ PHPのバージョンの確認(Ubuntu 24.04.1 LTSにて確認) $ php -v\\ 「PHP 8.3.6」でした。 PHP 8.3.6 (cli) (built: Sep 30 2024 15:17:17) (NTS) Copyright (c) The PHP Group Zend Engine v4.3.6, Copyright (c) Zend Technologies with Zend OPcache v8.3.6, Copyright (c), by Zend Technologies\\ PHPのデフォルト設定での、アップロードサイズが小さいので(WordPressなどでテーマや画像のアップロードが出来ない…ということを避けるため)PHP設定ファイルをエディタ(ここではVimを使用)で開いて少し変更します。 713行目あたりの「post_max_size = 8M」を100Mに変更します。 865行目あたりの「upload_maxfile_size = 2M」を100Mに変更します。 設定を反映させるため、Apacheを再起動します。 $ sudo systemctl restart apache2\\ ===== データベースのインストール ===== データベースはLinuxディストリビューションでの採用が広がっている「MariaDB」をインストールします。 $ sudo apt install mariadb-server MariaDBがインストールされた時点では、rootアカウントだけが存在しパスワードは設定されていません\\ ==== rootにパスワードを設定する ==== データベースにログインする。 $ mysql -u root\\ rootにパスワードを設定する。 MariaDB [(none)]>set password for root@localhost=password('aaa'); set password for root@localhost=password('aaa');\\ ここでは「aaa」としました。\\ \\ パスワードを入力してのログインは… $ mysql -u root -p となります。