====== Sambaでファイル共有 ====== Windowsネットワークを実装したSambaでファイルサーバーの設置をする。\\ ここでは誰でもアクセスできる設定をします。\\ ※ 関連項目 [[ubuntu:server:sambashare|sambashareグループでアクセス制限]] ===== Sambaのインストール ===== 端末から… $ sudo apt install samba\\ ===== 共有フォルダの作成 ===== 共有するフォルダの作成、ここでは「/var/samba」としました。 $ sudo mkdir /var/samba/ 共有するフォルダのパーミッションを変更 $ sudo chmod 777 /var/samba/ \\ ===== 共有フォルダの設定 ===== sambaの設定は「/etc/smaba/smb.conf」に記述します。 エディタでファイルの末尾に以下を追記します。 [Public] path = /var/samba writable = yes または「read only = no」 guest ok = yes guest only = yes create mode = 0777 directory mode = 0777 * [Public] | Windowsに表示されるフォルダ名 * path | 共有フォルダのUbuntu上のパス * writable | 書き込み可能かどうかの設定 * guest ok | ゲストの接続が可能かどうかの設定 * guest only | yesで全てのファイル操作はguestにより実行されたことにする * create mode | ファイルの作成(0777でフルコントロール) * directory mode | ディレクトリの作成(0777でフルコントロール)\\ \\ sambaを再起動して変更内容を反映します。 $ sudo systemctl restart smbd \\ ===== ファイアーウォール ===== sambaは標準ではTCPの445番を使用するので、ポートを解放します。 $ sudo ufw allow 445/tcp 確認は… $ sudo ufw status 再読み込み $ sudo ufw reload \\ ===== その他 ===== sambaの自動起動設定 $ sudo systemctl enable smbd sambaユーザーの作成 $ sudo pdbedit -a -u ユーザー名 sambaユーザーの削除 $ sudo pdbedit -x -u ユーザー名 sambaユーザーの確認 $ sudo pdbedit -L sambaユーザーのパスワード変更 $ sudo smbpasswd -U ユーザー名