このページはUbuntuにおけるApacheの説明になっています。

• HTTP/1.1のサポート
• HTTP/2のサポート
• CGI SSI などの動的コンテンツの実行
• VirtualHost機能
• Proxyサーバー機能
• 認証機能
• SSLによる暗号化通信

Apacheのプログラム本体に組み込まれているモジュール

Apacheを再コンパイルすることなく動的に組み込めるモジュール。通常ディストリビューションは殆どのモジュールを動的モジュールにしている。

/lib/apache2/modules

組み込まれている静的モジュールの確認

$ apachectl -l

現在、有効になっているすべてのモジュールの確認

$ apachectl -M

Apacheを開始する

# apachectl start

Apacheを停止する

# apachectl stop

Apacheを再起動する

# apachectl restart

Apacheの動作状況を確認する

# apachectl status

Apacheを開始する

# systemctl start apache2

Apacheを停止する

# systemctl stop apache2

Apacheを再起動する

# systemctl restart apache2

Apacheの動作状況を確認する

# systemctl status apache2

Apacheの自動起動

# systemctl enable apache2/code>
\\ 

Apacheの自動起動の無効化
<code># systemctl disable apache2

/var/www/html

/etc/apache2（基本的な設定ファイルが置かれるディレクトリ）

/etc/apache2/apache2.conf（メインの設定ファイル）

/etc/apache2/conf-available/
グローバル構成フラグメントの設定ディレクトリ（全ての設定ファイル）

/etc/apache2/conf-enabled/
グローバル構成フラグメントの設定ディレクトリ（有効済み）

/etc/apache2/envvars
apacheの環境変数の設定が記述されているファイル

/etc/apache2/magic
Apacheが拡張子を見てファイルの種類を判別するためのファイル

/etc/apache2/mods-available/
モジュールの設定ディレクトリ（全ての設定ファイル）

/etc/apache2/mods-enabled/
モジュールの設定ディレクトリ（有効済み）

/etc/ports.conf
ポートに関する設定（デフォルトでは80が設定されている）

/etc/apache2/sites-available/
VertualHostの設定ディレクトリ（全ての設定ファイル）

/etc/apache2/sites-enabled/
VirtualHostの設定ディレクトリ（有効済み）

/etc/apache2/conf.d/
Apacheの設定を追加するためのファイルを置くディレクトリ

既存の設定ファイルは書き換えない。
メインの設定ファイル「apache2.conf」がenabledディレクトリのconfファイル（モジュールに関してはloadファイルも）を読み込む。

新規サイト設定はavailableディレクトリにconfファイルを作成し有効化する。有効化されたconfファイルのシンボリックリンクがenabledディレクトリに作成される。