2023.10.01
前回の投稿で、ホームページビルダー(以下 hpb)について書いた。
hpbはバージョンを重ねて、ワードプレスとの連携や、より簡単にドラッグ&ドロップ感覚でサイト作成するSPなどの機能が追加された。SPに関しては機能というか、別の独立したアプリケーションとなっている。

前回はワードプレス連携機能でサイトを作成した。今回は従来からの制作の流れ、いまはhpbクラシックとされている機能でもサイト作成をしてみることにする。

合成画像の制作やボタン作成などもオールインワンでツールが備わっているので、hpbひとつで全ての作業が完結される。今回は、あえてテンプレートは使わず白紙から自らのデザインセンスで作成を進めることにしたが、いい感じにダサみ溢れるものが出来上がった。

う~む、ページを複数にわたって同時に開けないのは苦しいところか? どうにかすれば開けるのか?

それはそうと…

何年か前のIT関連の掲示板に書かれていたが、ヤフオクで90年代に発売されたhpbを買って、当時のサイト感を再現しよう!という、なんとも、もの好きな趣旨を読んだことがある。しかし、これはいま思うと少し間違いではないだろうか

と、言うのもhpbクラシックは長年にわたり蓄積された制作工程が地層のように重なっており、それゆえに操作系は幾分というか必要以上に煩雑になっている。ほとんど入門・中級者を対象としたアプリケーションとは思えないほど混沌としているようにも感じる。

現在のレスポンシブCSSテンプレートを基本とするメイン工程からは、外れるが過去から積み重なり存在している制作工程には、いまどき誰が使うんだ?というようなテーブルレイアウトのテンプレートが揃っており、粗いビットマップ画像はおそらく20年前から収蔵されて以来、蓄積されていると推測される。

まさに黎明期からの日本のホームページ制作アプリケーションとなっている。
time.png 2023.10.01 20:29 | folder.png サイト構築

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